3D機能
機能1:「3Dライトテーブル」機能
「ライトテーブル」機能とは、作画の参考となる画像を半透明表示して作画の参考にする機能で、アニメの作画作業に不可欠な機能です。これまで提供してきたライトテーブル機能は、2Dの画像(原画・動画など) しか表示できませんでした。
そのため、近年多用されるようになった3D映像との組み合わせ作画の際には、3DのCGデータを一度2D画像として書き出す必要がありました。
Stylosのライトテーブルは、3Dデータに対応した「3Dライトテーブル」へ進化しました。 3Dデータをライトテーブルに直接表示させて、その画像を見ながら作画することが可能になりました。
ムービーや連番静止画など、2D画像への書き出しはもう必要ありません。
機能2:「3D編集」機能
Stylosには、ライトテーブルへ登録された3Dデータを編集するためのソフトとして、「DigitalLoca3 for Stylos」(※4)がバンドルされていますます。
Stylosのライトテーブルパレット上で、編集したい3Dデータを選択して「開く」コマンドを実行すると、「DigitalLoca3 for Stylos」が起動して、3Dデータの編集を行う事ができます。「DigitalLoca3 for Stylos」「MatrixEngine」(※5)で編集を行った後に「保存」コマンドの実行を行うだけで自動的に各ソフトが協調して動作するため、ユーザーがアプリの起動やソフトの切り替え等を明示的に行う必要がなく、二つのソフト間をシームレスな操作感覚で操作することができます。
※1 3D機能(「3Dライトテーブル」機能、「3D編集」機能)は、Windows版のみでご利用いただけます。
※2 3D機能(「3Dライトテーブル」機能、「3D編集」機能)は、Windows環境でご利用いただいているお客様であれば、追加費用無しでご利用いただけます。
※3 3D機能(「3Dライトテーブル」機能、「3D編集」機能)の使用にあたっては、3Dビデオカードの使用を推奨します。詳細は、製品の動作環境をご参照ください。
「DigitalLoca3 for Stylos」と「DigitalLoca3」との違い
「DigitalLoca3 for Stylos」 は、「DigitalLoca3」(※5)と比較した場合、以下の機能制限があります。
- LCR及びEXE形式によるランタイムファイルの出力ができません。
- キャビネットファイル(*.LCO)の出力ができません。
- アイコンファイル(*.ICO)の出力ができません。
- XAML形式のエクスポートができません。
- キャストを素材(*1)として書き出すことができません。
*1 ... DXF,BMP,WAV,TXT,AVI等
※4 「DigitalLoca3 for Stylos」は、株式会社ネットディメンションが開発・販売する「DigitalLoca3」の、Stylos専用バージョンです。
Stylosにバンドルされる「DigitalLoca3 for Stylos」と「DigitalLoca3」は異なる商品ですので、ご注意ください。
「DigitalLoca3」の詳細につきましては、株式会社ネットディメンションのWebサイトをご覧ください。
※5 「MatrixEngine SDK」「DigitalLoca3」は、株式会社ネットディメンションの製品です。
